2020年11月2日現在
紅葉が始まってきたということを聞き。、静岡県内での紅葉の名所 奥大井地域へ行ってきた。
今回行ったのは、奥大井の観光の起点大井川鉄道千頭駅、日本で最も急こう配の路線を持つ日本唯一のアプト式鉄道大井川鉄道井川線に沿って長島ダム、車で行くことのできない秘境駅奥大井湖上駅、井川線の終点にある井川ダム、つり橋が有名な温泉地寸又峡である。
まずは、旅の起点千頭駅へ。
千頭駅までは、車だと新東名高速島田金谷ICより国道473号、国道362号を経由して42㎞、約55分である。
鉄道を利用すると、JR東海道線と接続する金谷駅から1時間15分ほど。1~2時間に1本ほどの運行本数である。大井川鉄道は、SLが有名で、トーマスに模したSLトーマス号も運行されている。
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千頭駅
大井川鉄道の本線とアプト式鉄道井川線、寸又峡へのバスが接続する千頭駅。
千頭駅は、大井川鉄道では珍しい有人駅である。
駅構内には、大井川鉄道グッズなどが販売されているショップがある。
アプト式鉄道井川線は、1日に5本と運行本数が少ない。
運賃は、
千頭ー金谷:1840円(SL利用には別途SL急行券820円必要 展望車やお座敷車を利用する場合にはさらに別途310円必要)
千頭ー奥大井湖上:720円
千頭ー井川:1340円
駅構内。
井川線の車両が留置されている。
駅前に、寸又峡行きのバス乗り場がある。
寸又峡までは、片道900円(大人)である。
道路を挟んだ反対側には、井川線と並行するバス路線、接岨峡方面行きのバス乗り場がある。
バスの運行本数も井川線同様少ない。
ちなみに、千頭駅ー奥大井湖上駅間を比較した場合、井川線だと720円(1時間5分)、バスだと680円(25分程度)となっている。
なお、バスで行った場合、湖上駅入り口から奥大井湖上駅までは15分ほど歩かなければならない。
行きは鉄道、帰りはバスというのもいいかもしれない。
駅周辺には、飲食店やお土産店が数店ある。
たばこの自販機と思いきや、お茶が販売されている自販機。
静岡県内でよく売られれているチャバコ。
千頭駅に隣接したところに道の駅奥大井音戯の里がある。
利用の際は、営業日・営業時間に注意が必要である。
車出来た場合は、こちらの道の駅の駐車場を利用することとなる。
長島ダム
続いて、長島ダム付近へと車で移動。
千頭駅から長島ダムまでは、車で10分ほど。
長島ダム付近の県道388号線沿いから撮影。
ここからの景色は、ヨーロッパーの山岳鉄道を見ているかのようである。
木々も少しずつ色づいていた。
ちょうど列車が下っていくのが見えた。
長島ダム駅とアプトいちしろ駅間は、日本最大となる90‰(100mいき9mの高低差)の勾配がある区間である。この区間のみ機関車を付け替え、ラック式の鉄道である急こう配専用の機関車で上り下りする。
奥大井湖上駅
続いて奥大井湖上駅へ。
湖上入口バス停から2分ほど歩いたところから撮った奥大井湖上駅。
見ての通りダム湖に浮かんだ孤島の駅である。
奥大井湖上駅をは出発する井川行き電車
奥大井湖上駅ホーム
この駅へは、鉄道または徒歩でしか訪れることのできない秘境駅である。
駅名称
駅から階段を上がったところにトイレ、休憩施設を備えた建物がある。
建物内には、小さなカフェもある。
奥大井湖上駅への鉄道以外でのアクセス。
県道388号から駐車場への入り口
奥大井湖上駅近くの駐車場がある。
駐車場からは、階段を上がって10分ほどで駅に着く。
こちらは、長島公園駐車場。広々としていて、トイレもある。
この駐車場から、奥大井湖上駅ビューポイントまで徒歩15分ほど。湖上駅までは徒歩20分ほど。
湖上入口バス停。県道388号沿いにある。
ちなみに、湖上入口バス停付近には写真のような退避場が何か所か存在する。しかし、警察の見回りが定期的に行われているので、違法駐車はやめたほうがよさそうである。
バス停ほど近くのトンネル坑口横に湖上駅への遊歩道がある。ここから湖上駅までは、20分ほどである。
井川駅・井川ダム周辺
長島公園駐車場より車で25分ほど。
続いて、井川線の終点井川駅周辺へ。
井川ダム周辺は、標高が高く木々がきれいに色づいていた。
なお、接阻峡から井川にかけての道は、離合が困難なほど狭い道が続くので、運転には注意が必要である。
車出来た場合、こちらの井川ダム駐車場に駐車。
ダム湖の水は、乳白色っぽくて、美しい。
井川ダムから徒歩約5分の所に井川駅がある。
井川駅の入り口には、警笛なら背の標識が。
めったに見れないので、見たときはなぜか感動した。
井川駅舎。
とても趣のある駅舎である。
井川線の終着駅井川駅。
実はこの駅は、静岡市葵区に位置している。
井川駅を出発する列車。
木々の紅葉と列車がマッチして美しい。
寸又峡
最後に、夢のつり橋が有名である寸又峡を訪れた。
なお、寸又峡周辺は観光客の行く場所でも携帯電話が圏外になる場所があるので、注意が必要。
千頭駅から寸又峡までは車で45分ほどである。
寸又峡への道は、離合のできないほど狭い場所が続くので、途中3か所で交互通行の規制を行っていた。
寸又峡への観光は、寸又峡温泉駐車場を利用する。普通車の駐車料金は1回500円である。
駐車場から夢のつり橋まではは25分ほど歩く。駐車場からしばらくは温泉街が続く。
途中、夢のつり橋へと続くゲートがある。夢のつり橋の通行量は無料だが、募金を募集している。気持ちだけでも寄付をしよう。
夢のつり橋直前最後のトイレ。
夢のつり橋は、1度に10人しか渡れないため、多客期は行列ができる。この日は、祝日の15:00頃だったが約50分待った。
このトンネルを抜けると、夢のつり橋へと続く道との分岐点がある。
なお、つり橋を渡れるのは16:00までなので注意が必要。
日没してしまうと、危険だからである。
夢のつり橋への分岐点。
夢のつり橋を渡るための行列。
つり橋は1度に10人までしか渡れない。
つり橋を渡ると、非常によく揺れる。
小さな子どもは注意が必要である。
つり橋中間部から撮影、
紅葉が進んでいる。
つり橋を渡り終えると、304段の階段時刻が待っている(笑)
夢のつり橋を渡り終えた後、飛龍橋付近から撮影。
寸又峡温泉駐車場から、夢のつり橋を渡り駐車場に戻るまでしめて3時間ほどかかった。
紅葉シーズンは、観光客が多いので時間にはゆとりをもって観光を!
リンク
大井川鉄道
川根本町観光協会(寸又峡他)
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