2025.9現在

北海道・十勝エリアの空の玄関口となる とかち帯広空港(Obihiro Airport, IATA:OBO)。
広大な十勝平野の中心に位置し、東京羽田空港との間の定期便が運行されています。
この記事では、帯広空港の基本情報、空港から市内や観光地へのアクセス、施設・サービスなどの情報をわかりやすく解説・紹介します。なお、訪れた2025年4月時点では空港の駐車場周辺は工事中でしたが、2025年6月には工事は完了しています。
とかち帯広空港とは
帯広空港は、北海道帯広市の南に位置する空港で、国が設置し、現在は北海道エアポートが運営しています。主に十勝地方を中心とする住民や観光客に利用されています。
基本情報
- 所在地:北海道帯広市泉町西9線中8番地
- IATAコード:OBO
- ICAOコード:RJCB
- 滑走路:2,500m × 45m(ジェット機の運航可能)
- 駐車場:約1,100台(有料 ※C駐車場のみ無料)
- ターミナル営業時間:概ね7:30〜最終便到着まで
- 就航路線:東京羽田空港、名古屋中部国際空港(季節運航)、国際線として韓国路線が就航しています。
ターミナルビル内の紹介
制限エリア外(1F)

とかち帯広空港WEBページより
ターミナルビル1Fには、航空会社カウンター、出発ロビー、到着ロビー、ショップなどがあります。
航空会社カウンター

日本航空カウンター

AIR DOカウンター

現在このエリアには、エアロKのカウンターができています。
とかち帯広空港に就航している航空会社は、日本航空とAIR DOの2社。最近では国際線として韓国のエアロKも就航をしています。
到着口

こちらは国内線の到着口です。なお、到着便がない時間帯は照明も消され完全に閉ざされていました。

国内線到着口を出たところには、帯広名物のばんえい競馬からか馬のモニュメントが展示されています。

こちらは、現在国際線の到着口として使われています。
レンタカーカウンター、バス乗車券売り場

国内線到着口を出たところには、バスの乗車券売り場とレンタカーのカウンターがあります。
制限エリア外(2F)

とかち帯広空港WEBページより
ターミナルビル2Fには、出発口のほかショップやレストランがあります。
出発口

2Fに上がってすぐのところにある出発口。
航空機出発前は手荷物検査で混み合います。
ショップ、レストラン

フードコート形式のレストラン。

夜遅い時間帯ですでに閉まっていましたが、カフェもあります。

こちらは様々なお土産が売られているショップです。

子ども向けのエリアと電源が取れるデスクもありました。
制限エリア外(3F)

とかち帯広空港WEBページより
ターミナルビル3Fは展望ホールとなっています。なお、冬季の対策のためか、外には出ることができない構造となっています。

制限エリア内(国内線出発・2F)

搭乗待合室
搭乗待合室内にはショップとしてJAL PLAZAが入っています。

とかち野マルシェではソフトクリームや生ビール、コーヒーなどのカフェメニューを購入することができます。

プレミアラウンジ
こちらは航空会社やカードラウンジではなく、1人500円を支払うことで誰でも利用ができるラウンジです。

搭乗口
なお、搭乗口1が国際線、搭乗口2がAIR DO、搭乗口3がJALの搭乗口となっているようです。
制限エリア内(国内線到着・1F)

手荷物返却用のターンテーブルは1か所設置してあります。
空港からの交通アクセス
- レンタカー
空港周辺に複数のレンタカー会社があり、十勝地方の観光には最も便利な移動手段です。

各大手レンタカー会社が空港からレンタカー基地までの送迎を行っています。
- 路線バス

空港と帯広市内を結ぶバスが運行されています。
帯広空港連絡バス・道の駅おとふけ線 – 北海道拓殖バス公式ホームページ
- タクシー
とかち帯広空港から各所への定額タクシーが運行されています。
駐車場の情報

ターミナルビル前に有料(一部無料)の駐車場が完備されています。

2025年6月には立体駐車場も整備されています。
まとめ
とかち帯広空港は、十勝観光をスタートする拠点にも最適です。新千歳空港と比べ混雑もしておらず航空運賃も新千歳便に比べ安いこともあり、一部無料の駐車場やグルメ・お土産が充実している点も嬉しいポイントです。
これから十勝・帯広旅行を計画している方はぜひ、とかち帯広空港をうまく活用して快適な旅を楽しんでください。