2024.12
小松空港は、北陸地方を代表する空港として、石川県小松市に位置しています。金沢市からは車で約40分とアクセスが良く、観光やビジネスに便利な空港です。国内外の主要都市を結ぶ路線を持つほか、以下のような特徴があります。
• 北陸地方の玄関口
北陸観光の拠点として、金沢や加賀温泉郷、白山などの観光地へのアクセスが便利です。
• コンパクトで使いやすい空港
ターミナルビルは1~3階のシンプルな構造で、初めて利用する方でも迷わずに移動できます。
• 北陸らしさを感じる施設
地元グルメが楽しめる飲食店や、金沢伝統の工芸品を扱うお土産ショップなど、北陸の魅力を体感できる施設が充実しています。
• 航空ファンにも人気
展望デッキからは飛行機の離着陸を間近で楽しめ、航空機好きにも魅力的なスポットです。また、航空自衛隊の小松基地も隣接しており、自衛隊機の離発着も間近に見ることができます。
今回はそんな小松空港の紹介をします。
最新の国内線・国際線就航路線
国内線就航路線
路線 | 運航航空会社 | 1日あたりの便数 |
小松 – 東京(羽田) | 全日本空輸(ANA)、日本航空(JAL) | 10便 |
小松 – 札幌(新千歳) | 全日本空輸(ANA) | 1便 |
小松 – 福岡 | 全日本空輸(ANA)、オリエンタルエアブリッジ(ORC) | 4便 |
小松 – 沖縄(那覇) | 日本トランスオーシャン航空(JTA) | 1便 |
国際線就航路線
路線 | 運航航空会社 | 1週間あたりの便数 |
小松 – ソウル(仁川) | 大韓航空(Korean Air) | 週3便 |
小松 – 上海(浦東) | 中国東方航空(China Eastern Airlines) | 週4便 |
小松 – 台北(桃園) | エバー航空(EVA Air)、タイガーエア台湾(Tigerair Taiwan) | 週9便 |
ターミナルビル内をフロアごとに解説
1階(航空会社チェックインカウンター、到着フロア)
1階には国内線・国際線のチェックインカウンターと到着口がある。
• 国内線航空会社カウンター
JAL、ANAのカウンター
• 国内線航到着口
•国際線カウンター
国際線のカウンターは、各航空会社共用のカウンターである。
•国際線到着口
• 観光案内所とレンタカーカウンター
• 団体カウンターと宅配受付所
• お土産店
2階(出発フロア)
2階には国内瀬・国際線の出発口とレストラン、お土産店などがある。
2階の様子
• 国内線出発口
• 2階の端の方にある国際線出発口
この時間、エバー航空の台北行きの乗客が出発口に並んでいた。
• 飲食店
飲食店の閉店時間は19時前後となっており、最終便利用の際には注意が必要である。
• お土産店
• 国際線出発口手前にあるビジネススクエア
無料で使用することができ、デスクやコンセント、コピー機が設置してある。
• 飛行機グッズショップ
小松らしく、ミリタリーグッズも販売してある。
• カードラウンジ
2階奥にあるカードラウンジ
3階(展望デッキ)
•展望デッキ
飛行機の離着陸を間近で楽しめる展望スペースとなっており、 家族連れや航空ファンにおすすめ。
制限エリア内(国内線出発)
• 国内線の出発待合スペース
2番ゲートは主にANAが使用している。
2番ゲート付近のショップ
• ANAラウンジ
地方空港では珍しい航空会社ラウンジもある。
こちらには、コンセント付きのデスクが用意されている。
こちらは1番ゲート付近。
1番ゲートは主にJALグループが使用している。
1番ゲート前にもショップがある。
• JALサクララウンジ
制限エリア内(国内線到着)
小松空港は、出発と到着の導線が完全に分かれている。
• 手荷物受取所
小松空港の国内線には2つの手荷物受取所がある。
• 国内線到着口
頭上には、どの航空会社の到着便かがわかるように航空会社名が点灯する装置が設置してある。
小松空港からのアクセス
公共交通機関
小松空港には鉄道は乗り入れておらず、公共交通機関はバスのみとなっている。
小松空港からのバスは、金沢市内、小松駅、福井市内、加賀温泉方面へ出ている。
• 金沢駅行きバス:約40分、運賃1,300円。
• 小松駅行きバス:約15分、運賃280円。
• 福井駅行きバス:約57分、運賃1,400円。
• 加賀温泉駅行きバス:約32分、運賃550円。
バス乗車の際は、ターミナル前のバス停付近にある自動券売機で事前に乗車券を購入する。
なお、クレジットカードのタッチ決済も可能ではある。Suicaなどの全国共通ICカードはバス車内では利用できないが、こちらの自動券売機で購入の際には使用できた。
タクシー
タクシーを使用して各地へ行くことも可能である。
• 金沢駅まで:約40分、運賃約11,000円。
• 小松駅まで:約10分、運賃約1,600円。
駐車場
• 収容台数:国内線前第1駐車場:356台、第2駐車場:1107台(内身障枠24台)
国際線第1・第2駐車場:665台
• 料金:最初の30分無料、24時間毎(第1駐車場:最大400円、第2駐車場:最大500円)。
国際線第1・第2駐車場については国際線利用の場合最大15日まで無料で利用することができる。
• 利用時間:24時間対応。(国際線駐車場は夜間の入退場は不可)
まとめ
小松空港は、北陸地方への観光やビジネスの拠点として、非常に便利な空港です。コンパクトながら充実した施設路線で、国内外からのアクセスも良好。次回の旅ではぜひ利用して、その魅力を体感してください!
リンク
小松空港・・・小松空港 – Komatsu Airport