2024.8.12
中央道(下り線)東京方面の渋滞は土休日を中心に小仏トンネルを先頭に発生し、渋滞通過に2時間以上かかることも多い。山岳区間の高速道路で東名高速道路と違って、一部区間を除き片側2車線となっており、渋滞通過時間が長くなる傾向にあります。
大月IC手前で、小仏トンネルを先頭とする渋滞通過に2時間以上の表示が出ていた場合、大月ICで流出し、一般道を走行して相模湖ICで再度中央道に流出したほうが早い場合が多いです。
今回は、小仏トンネルを先頭とした渋滞通過に2時間以上の渋滞が発生した2024年8月のお盆時期に大月IC~相模湖IC間を一般道で迂回した結果をもとに迂回ルートを紹介します。なお、迂回ルートの走行時間は70分ほどであり、うまくいけば、中央道をそのまま進むよりも1時間以上の短縮を行うこともできます。
なお、現在小仏トンネル付近では渋滞対策工事として、新小仏トンネルの掘削工事が始まっている。この工事が終わると、渋滞の状況も変わると思われます。
大月IC→相模湖IC間の迂回実践(2024.8.12 中央道下り)
実際に迂回を行ったんは、お盆のUターンラッシュの渋滞が起きた2024年8月12日の夜である。この日は、甲府から高井戸ICを目指して、中央道を走行し、19時50分ごろ大月IC前を走行していた際、電光表示板に小仏トンネルを先頭とする渋滞通過に2時間以上と出ていたので、大月ICを流出した。
大月ICを流出したのは19時52分。相模湖ICから中央道へと差流入を行った時刻は21時02分。
70分で迂回に成功した。
道中、センターラインのない道路を走行したり、アップダウン・急カーブの続く区間を走行したりしたが、信号は少なく、走行する車も少なく、夜間ではあったが比較的ストレスなく走行することができた。
なお、県道35号線に入ってしまうと途中コンビニなどはないため、トイレや食事休憩は国道193号を走行している間にお早めに。
詳細な迂回ルートは下記をご確認ください。
う回路である県道35号線の走行状況。
大月IC→相模湖IC間の迂回ルート紹介
迂回ルートの全体図。
迂回した場合、大月ICから相模湖IC間は約40km、所要時間はおおむね70分である。
詳細なルート
①大月IC料金所を出たのち、信号を直進し八王子方面へと進む。
中央車線を走行し、八王子方面への国道20号バイパスへ。
②都留高校南交差点を左折し、国道139号「富士吉田」方面へ
トンネルを抜けて、都留高校南交差点を右折し、国道139号線「富士吉田」方面へと向かう。
③禾生第一小前(かせいだいいちしょうまえ)交差点を左折し、県道35号「秋山」方面へ
国道193号を大月市から都留市内へ入り、しばらく走行したのち、歩道橋のある都留市の禾生第一小前交差点を左折し、県道35号線へと入る。
県道35号線は、おおむね、片側1車線の道路であるが、一部区間でセンターラインのない場所もある。
信号もほとんどないが、アップダウンが激しく、急な―カーブもあるので、スピードは控えめに。
途中、上野原市を通り、神奈川県相模原市へと入る。
④県道517号「厚木・相模原市街」方面へ
神奈川県相模原市に入り、信号のない交差点を右折し、県道517号線へと入る。
信号はなく、小さな案内標識しかないため、夜間などは通り過ぎには注意を。
⑤県道76号線「相模湖」方面へ
止まれの表示がある交差点を左折し、県道76号「相模湖」方面へと入る。
こちらも信号はなく、止まれの表示しかないため、夜間などは通り過ぎには注意を。
⑥日連入口交差点を右折し、国道20号「八王子方面」へ
橋を渡り、信号のある交差点(日蓮交差点)を右折し、国道20号線「八王子方面」へと進む。
なお、国道20号線は相模湖ICまでの区間混雑が多い区間ではあるが、ここは我慢である。
⑦相模湖ICより再度中央道へ流入
中央道相模湖ICから再度中央道へと流入する。
なお、相模湖から小仏トンネルまでは、4kmほどあり、まだ渋滞の残っている区間ではあるが、中央道八王子ICより東京方面へ利用する場合、八王子市内を抜ける必要があり、八王子市内の混雑も予想されることから、高速へ戻ったほうが結果的には早い。