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サイクリング初心者が半日で巡る『はじめてのしまなみ海道レンタサイクル』旅行記(尾道~大三島間)

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2024.4.28

 しまなみ海道は、広島県尾道市と愛媛県今治市とを結ぶ全長約60kmの自動車専用道となっており、7つの橋で向島・因島・生口島・大三島・伯方島・大島を経由している。各端には歩道・自転車道が併設されており、これを利用することにより、本州と四国とを自転車で渡ることができる。しまなみ海道のサイクリングコースは全長約70kmとなっており、普段から競技用サイクルなどで鍛えている方は半日程度で完走することも可能だが、全線自転車で通行する場合、通常1~2日程度かかる。米国トップニュース番組、CNNにも世界7大サイクリングスポットとして紹介された、自称日本一のサイクリングロード。魅力は、まず橋と島。橋の数は7本あり、どれも形・色・大きさ・構造が異なり、見ていて楽しい。そして、景色・海・風・空気などなど、どれも季節ごとに異なるシーンを見せてくれる。

 また、民宿やガソリンスタンドなど約140ケ所ほどの「サイクルオアシス」と呼ばれる休憩所があり、休憩はもちろん、給水やトイレとして利用できる。また、道中各島にあるほとんどの観光スポットには、自転車専用スタンドが設置されており、サイクリングしながら瀬戸内の島々を観光することができる。

 今回はサイクリング初心者が広島県尾道市を起点として半日で尾道の戻るサイクリング旅をしてきたので紹介します。大きな荷物を持った観光される方にもおすすめのルートです。

目次
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 サイクリング旅を行うにあたって、まずは工程を考えた。今回の旅のルートはゴールデンウィークを利用して3泊4日で倉敷、尾道・松山をめぐる旅であった。尾道で1泊後、翌日は松山道後温泉に宿泊することにしていた。そのため、大きな荷物をどうするかという課題があって、宅配サービスを利用するにしても、今治での受け取りが夜遅くなったり、松山での受け取りは翌日となったりなど、非常に困ってしまった。

 そこで、尾道を出発後、サイクリングしてまた尾道に戻ってくるルートを考えた。また、体力にもそこまで自信がなかったため、そんなに長い距離でない区間を考えた。なお、自転車は事前に予約をしておいたほうが良い。当日予約なしで借りるのは至難の業ではないかと思う。

自転車予約サイト・・・shimanami-bike-rental.com/booking?lang=ja

ひろしま公式観光サイトより

①尾道駅前桟橋から船で生口島の瀬戸田港へ

②生口島瀬戸田町観光案内所で自転車を借りて、橋をわたり大三島へ

③大三島・上浦レンタサイクルで自転車返却

④大三島バスストップから福山行の高速バスで向島の向東バスストップへ

⑤向東バスストップから徒歩で渡船桟橋へ

⑥渡船で尾道へ渡り徒歩で尾道駅へ

瀬戸内各島へ向かう船が出ている尾道駅前桟橋

船乗り場は、尾道駅前にあるグリーンヒルホテル尾道の1Fにある。

ちなみに、今回私もこのグリーンヒル尾道に宿泊をしており、チェックアウト時に荷物をフロントに預け、サイクリングの旅に出かけた。

出航前の尾道駅前桟橋

たくさんの乗船予定の方が待っていた。日本人だけでなく外国の方も多くいた。

9:15発の瀬戸田行きの船。途中2つの島を経由して生口島へ向かう。

自転車も載せることができる大き目の船であった。

生口島・瀬戸田港までの料金は1300円、片道約45分である。

船内の様子

座席はすぐに埋まってしまった。

瀬戸内の島々を見ながら船旅を楽しむ。

10:04瀬戸田港到着。定刻より5分程度遅れて到着。

ここから自転車を借りる瀬戸田町観光案内所まで10分ほど歩く。

観光案内所までの道中は商店街となっている。

途中のお店で名物レモンケーキを購入

歩いて10分ほどで瀬戸田町観光案内所に到着。

今回借りた自転車

ヘルメット付きで1日3000円である。

なお、自転車の返却時間並びに場所は決まっており、予約の際に確認が必要である。

10:30瀬戸田町観光案内所出発

サイクリングコースには青色で車道にペイントしてあり、この青ラインに沿って行けばよい。

なお、今回は松山に行くため、大三島バスストップを12:43に出発するバスに乗るべく、また、昼食を大三島でとるために、10.5kmの道のりを1時間30分程度で走破することを目標とした。

出発してしばらくすると右手に海が見えてきた。

南国らしい雰囲気に。

道中多くのサイクリング者に追い抜かれた。

海風を感じながらのサイクリングは気持ちい。

この区間には路線バスも走っている。

本数はすごく少なく、1日7本であった。

いよいよ大三島へ渡る多々羅大橋の入口に到着。

多々羅大橋までは上り坂が続く

多々羅大橋手前の分岐点

原付と自転車・歩行者とで走行路を分けている。

料金所

歩行者と自転車は通行無料である。

全長890mの多々羅大橋を渡る。

橋の中央部付近で愛媛県へと入る。

橋の終点

ここから長い下り坂が続く

11:50大三島にある上浦レンタサイクルに到着。

瀬戸田町観光案内所から1時間20分ほどで到着。

こちらで自転車を返却

この上浦レンタサイクル基地は道の駅と併設しており、レストランやお土産店などがあり、多々羅大橋を見ながら食事などをすることができる。

この道の駅で生絞りのオレンジジュースが販売されていたのでこれで水分補給。

とても甘くておいしかった。

道の駅から歩いてすぐのところにある大三島IC隣接の大三島バスストップ

ここから、福山・広島・今治・松山方面へのバスが出ている。

12:43発の福山行のしまなみライナーに乗車

大三島から約20分

13:07向東バスストップに到着。

大三島からここまでの運賃は1300円であった。

ここから尾道へ渡る渡船場まで歩く。

向東バスストップから渡船場までは徒歩約20分である。

暑い中を渡船場まで歩く。

海が見えてきた。

もうすぐ渡船場である。

渡船場に到着

尾道と向島との間の運賃は大人1回100円である。

船は6時~22時の間を行ったり来たりしている。

渡船が到着。

この渡船には自動車を乗せることもできる。

船内で運賃100円を船頭さんに渡す。

尾道川到着後市街地を10分ほど歩き、荷物を預けているホテルに向かう。

13:45グリーンヒルホテル尾道に到着。

朝9:15に出発して約4時間30分のサイクリング旅を終えて尾道に戻ってきた。

なお、この後フロントで荷物を受け取り、来た道を戻り、14:25向東バスストップ発の今治行き高速バスに乗車し、松山へと向かったのである。

慌ただしいが貴重な体験のできたサイクリング旅であった。

・自転車1台レンタル・・・3000円

・尾道駅前桟橋→瀬戸田港・・・1300円

・大三島バスストップ→向東バスストップ・・・1300円

・尾道渡船・・・100円

合計5700円

しまなみ海道レンタサイクルについて・・・しまなみジャパン – しまなみ体験ナビゲーション (shimanami-cycle.or.jp)

今治~福山間高速バスしまなみライナー・・・福山~今治(しまなみライナー) – 中国バス (chugokubus.jp)

尾道~瀬戸田航路・・・尾道〜瀬戸田航路 | 株式会社 瀬戸内クルージング (s-cruise.jp)

尾道渡船・・・尾道渡船(兼吉渡し) 尾道:土堂~向島:兼吉 (onomichijp.com)

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この記事を書いた人

旅好きな男です。休みの日は自由気ままな旅をしています。

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