2025.1
和歌山県那智勝浦町にある「ホテル浦島」は、太平洋の絶景と多彩な温泉が楽しめる宿泊施設です。特に、海沿いの天然洞窟温泉「忘帰洞(ぼうきどう)」は、波の音を聞きながら湯浴みができる唯一無二の温泉として知られています。
ホテル浦島へは、渡し船「浦島丸」または送迎バスで行くことができます。渡し船を利用すれば、まるで竜宮城へ向かうような特別な気分を味わえますし、送迎バスを利用すれば直接ホテルに到着できます。
今回は、なぎさ館に宿泊し、レストラン「エバーグリーン」での食事を楽しみながら、温泉巡りや館内散策を満喫した1泊2日の滞在記をお届けします。

【1日目】ディナーバイキングとホテル探索・温泉巡りを堪能
16:50|駐車場に到着、送迎バスで桟橋へ

まずは、ホテル浦島の専用駐車場(無料)に車を停め、送迎バスに乗車。

バスはすぐに出発し、約5分で勝浦港の専用桟橋に到着しました。
17:00|渡し船「浦島丸」でホテル浦島へ

桟橋では、ホテル浦島の専用渡し船「浦島丸」が待機していました。

この船に乗って、約5分の海上移動。海の上を進みながらホテルが見えてくるので、特別な旅気分を味わえました。
なお、ホテル浦島へは送迎バスでも直接行くことができます。
船に乗らずに行きたい場合や、荷物が多いとき、悪天候のときはバスを利用するのもよいでしょう。
17:20|ホテル浦島に到着&チェックイン
船を降りると、すぐ目の前に巨大なホテルの建物が広がっていました。

エントランスからロビーに入り、フロントでチェックインを済ませます。
今回の宿泊先はなぎさ館。館内の広さに驚きながら、部屋へ向かいました。
17:30|部屋でひと休み&ホテル内を散策(山上館への「スペースウォーカー」探検も)

部屋に入ると、広々とした空間とともに、窓の外には雄大な太平洋の景色が広がっていました。

荷物を整理した後、さっそく館内を散策。

ホテル浦島は、館内にレストラン、お土産ショップ、温泉施設が点在しているため、歩いて回るだけでも楽しめます。

両脇に広がるゲームコーナー

カラオケコーナー

途中、お土産ショップで地元特産品や和歌山のお菓子をチェックし、いくつか購入しました。

その後、館内をさらに散策していると、山上館へ向かうエスカレーター「スペースウォーカー」を発見。

このエスカレーターは、
・全長154m
・高低差77m
・所要時間5分45秒
と、かなりのスケールを誇ります。
また、階段を使う場合は428段もあり、ちょっとした登山レベルです。

「スペースウォーカー」は屋内に設置されており、乗車中の景色が変わることはありませんが、静かな空間の中で長い距離を昇る独特の感覚がありました。

しかし、山上館は宿泊者専用エリアのため、エスカレーターを昇り切ったところで引き返しました。
山上館には「遙峰の湯(ようほうのゆ)」という宿泊者限定の温泉があるので、次回は山上館に泊まって、絶景の温泉も楽しんでみたいと思いました。
19:30|レストラン「エバーグリーン」でバイキングディナー

夕食は「なぎさ館」にあるレストラン「エバーグリーン」でバイキング。
・揚げたての天ぷら(サクサク)
・温かい煮物や地元野菜の料理
・焼き魚や干物
・フルーツやデザート

バイキング形式だったので、好きなものを好きなだけ楽しめるのが良かったです。

ソフトドリンクは無料で飲み放題でした。
これは子どもにはうれしいのではないでしょうか。
20:30|温泉巡りスタート!館内5つの温泉を堪能
・忘帰洞(本館):波の音を聞きながら湯浴みできる圧巻の洞窟温泉
・滝の湯(本館):滝を眺めながら入る温泉で、リラックス効果抜群
・玄武洞(日昇館):玄武岩の岩肌に囲まれた神秘的な温泉
・磯の湯(日昇館):海を眺めながら入る開放的な露天風呂
・ハマユウの湯(本館):ゆったりと入れる広い大浴場

忘帰洞(本館)

玄武洞(日昇館)
温泉巡りを終えた後は、部屋に戻り、ぐっすり就寝しました。
【2日目】朝食&チェックアウト
夜はぐっすり眠ることができ、目覚めると昨日の温泉の効果なのか、体がすっきりと軽く感じられました。
8:15|朝食(エバーグリーン)
目覚めると、昨日の温泉の効果なのか、体がすっきりと軽く感じられました。

朝食もレストラン「エバーグリーン」でバイキング。
・焼き魚や温泉卵
・ご飯と味噌汁でしっかり和朝食
・フルーツやヨーグルトで爽やかに

朝から豪華なバイキングメニューを堪能しました。
9:45|チェックアウト&駐車場へ

チェックアウトを済ませ、送迎バスで駐車場まで移動。10時前のチェックアウトが集中する時間で、駐車場行きのバスを待つお客で列ができていました。
名残惜しいですが、非日常感あふれる素晴らしい宿泊体験でした。
【まとめ】ホテル浦島・なぎさ館の宿泊体験
良かったポイント
・渡し船「浦島丸」または送迎バスでアクセスできる
・5つの温泉で湯巡りができるのが魅力
・レストラン「エバーグリーン」でのバイキングが充実
・館内が広く、散策やショッピングも楽しめる
・山上館への「スペースウォーカー」は、長く昇っていく感覚が印象的
また訪れたいポイント
・今回は入れなかった「遙峰の湯(ようほうのゆ)」にも入りたい
・朝日を眺めながら露天風呂に入りたい
南紀勝浦温泉で宿泊を検討している方には、ぜひおすすめしたいホテルです。